Dolce Felice

アクセスカウンタ

zoom RSS お金の本音、マネー系自己啓発本の言うことは本当?

<<   作成日時 : 2014/04/08 04:08   >>

トラックバック 0 / コメント 0

 
 
 
 
「我慢はしたくないし、自分の生活スタイルは変えたくないし、
 お金はあるだけ使い続けていたいけれど、貯めたいです。」



ひょんなことから聞いた、この言葉。



とっても率直に言うならば、
 
  
「勉強は嫌いだしストレスになるからしたくない。血を見るのだってイヤです。
 でも、医者は格好良いと思うし、医者という存在が大好きでなりたいから、なれるはずです。」

「毎日3食の他に、ケーキやアイスを5個は食べたいんです。
 カロリーの低いものを食べること自体がストレスなんです。運動はしたくありません。
 痩せてスリムなモデルさんが大好きだから、イメージングすれば痩せられるはずです。」
  
  
くらいに無茶なことを言っていると思いました。

 
 


でも、書店の自己啓発本コーナーに よくある主張だとも思いました。





もう何年も前だけど、
あまりにお金に無頓着で生きてきてしまったため、
きちんと考えないと! と思い、


決算書や企業成長戦略系の 経済学や経営学で学ぶようなお堅めの本から
家計管理系の本を かなり読み、2級FPの資格も思い付きで取りました。 (活かしてません。


 
  
そのときに、自己啓発系、スピリチュアル系のお金の本も
そこそこ読んだので、内容はある程度分かります。




使って使って使い切りつつ、貯める。
  

それこそ宇宙の絶対法則で、それはあり得ませんよね……。
 
  
精神論以前に、物理法則を無視しているのですもの。

 
 

これが他の分野ならば、そうでもないのに
ことお金に関しては、どうして 怪しげな説がまかり通ってしまうのでしょう……。






お金がいちばん貯まる人は、収入が増えても生活レベルを変えない人。
2番めに貯まる人は、収入が実際に増えた後で、その範囲内で生活レベルを上げる人。

貯まらない人は、未来の自分に皮算用して、
収入が増える前から いまの身の丈を超えた贅沢を日常化してしまう人。



 
 
 

そんな風に、私は思っています。



2番めに貯まる人だって、増えた分 すべてを
生活レベルを上げることに費やしては、
確かに生活の質は上がるかもしれないけれど、貯蓄は増えないと思います。




 
 
 
でも、家計管理やファイナンシャルプランニングを説く本では
ごく当たり前の この真実は、

宇宙にお願いしたりメンタルブロックを外したり
誰にでも出来るけど誰もしていない方法と謳う さまざまな書籍では
まず、振り向かれることがありません。



だって楽しくないもの。 (笑)






中学、高校、6年間たゆみなく努力し続けて来た人が
難関大学に合格する当たり前のお話より、

高校3年生の半年強だけ勉強して
最高峰の大学に入る話がクローズアップされるのは、
そのほうが受けが良いから。





消費カロリーが摂取カロリーを上回ればヤセる、という絶対的真実は
誰でも分かっているはずだけど、

楽して、面倒なしに、都合の悪いことはショートカットしたいから、
「〜するだけダイエット」 は次から次へと引きも切らずに生み出される。



同じように、苦しい思いは まるでしないで、
楽しく好きなことにふんだんに使いつつ、
使い切れないくらい 収入があって、貯蓄もどんどん……?
 
 
どうやって???

 



「出来ないことはない、一夜にして脚光を浴びる人がいる。
 一夜で世界が変わるほどの稼ぎを生み出し始める人もいる。」

 
 

はい、
もちろん、そういう人もいらっしゃいます。



でも、何万人、何十万人に数人もいないような存在を
すぐに自分と結び付けてしまうのは、危険。



これが 競技人口の多いスポーツ分野でプロ選手になって
オリンピックでメダルを獲ろう! のように、
明らかに努力根性積み重ねが要りそうなところだと
「自分も出来るかも」 と思うことは
(少なくとも、20年程度の人生経験があれば) あまり無いと思うんです。



でもそれ以外のところだと、とたんに目が曇ってしまう。



ごくごく少数の成功例を、あたかも万人に約束されたものであるかのように高揚してしまう。
 
 
 
 
 
 
 
 


* DEAN&DELUCA で購入したモンブランとタタンスティック。梅が丘のお店のものだそうです *

 
 
 
 
 
 
こういう本が 次から次に出版されて、
しかも どこの書店でも平積みになるくらい取扱われているってことは、
それなりに売れているということですよね。


シリーズ〜万部突破、なんて 昨今の出版業界では景気の良いお話も多々。


 
けれども、その〜万部もの分、GDPが成長しているかと聞かれると、????



実際に、大きく豊かになっているのは 読者ではなく、
その本の著者と出版元であったりする。


その何万人のうち、数人くらいは 大きく運命を変える人もいたかもしれないけれど、
そのほとんどは、たぶん、一時的な高揚感と万能感を得たに留まっている。

 

(作者からすれば 「知っても実践出来なかった人、心のどこかで疑っていた人」 と分類される。)

 

そして、作者自身も、似たテイストの 二番煎じ、三番煎じの書籍を乱発し、
作風も いつしか新興宗教じみてきて、いつの間にか 何かの教祖様のような
セミナービジネスやオカルトティックな物販ビジネスに手を染めていたりもする。


 

それは、
 
私の考える 『豊か』 とは、
かなりズレのある 『豊か』 だったりする。






こんなこと言っている私、

おまじないや神秘的な世界、大好きです。


ものごころついたときからそうだったから、
目には見えない世界があるというのも信じているし、
潜在意識や集合的無意識もあると思ってる。


でも、それに固執して依存するのは、違うと思う。






たぶん、こういうことを言ってしまうと、
「豊かさを受け取れない人」 なんて言われてしまうのかな。



でも、私、
自分を貧しいとも、足りていないとも思っていません。



むしろ、 「お金はどこかから湧いてくるもの」 と言い張り、
ショッピングローン枠を使い切っている (= 未来の自分に支払わせている) ような状態で
次から次に高価なものを買い求めている人を 豊かだとは思えない。

 

 
 

私が考える、お金との良い付き合い方とは
大好きと躊躇なく叫ぶことでもなく、
向こうが来てくれることを確信して 使い続けることでもない。



(自分が豊かであり続けることを確信してさえいれば その通りになるならば、
 優雅な暮らしから没落する貴族も経営者も 遊興費で自己破産する人もいないわけで。

 バブル崩壊後と リーマンショック後の日本を生きてきた身としては
 地に足が着いていなさ過ぎて ちょっと賛同しかねます。)




 
 


私が考える、お金のひとつの側面は、信頼。
 
 
 
同じ月収、同じ20代、同じ独身、同じ生活環境 (居住エリア等) で
毎月1万円でも2万円でも きちんと貯め続けて行ける人と
毎月1万円でも2万円でも 赤字が続いて行く人とでは

10年後、20年後に大きな差が出来てしまうのは もうそのまんま、自明だし

ビジネスの大きなお話をどちらかに、という話になったとき、

お金によって、お金では買えないはずの信頼を得て、
そのチャンスをつかみ取れる可能性が高くなるのも、前者だと思う。




貯金は、未来の自分へのギフトであると同時に
信頼の積み重ねでもあると思う。



払うべきものをきちんと支払い、滞らせない。
 
 
ただそれだけのことで得られる信頼とメリットは計り知れない。


 

お金との付き合いも、人との付き合いも
本質は同じだと思っています。
 



信頼関係は一朝一夕に築くものではなく、
長い時間をかけて守って行くもの。




逆に、その地道さを嫌って 一足飛びに巨万の富を手に入れようとしたら、
ギャンブル、ネットワークビジネス、その他 合法でないこと等、
ちょっと違った方向に行ってしまうと思うのです……。

 


  





たとえば、電気があって水道があってガスが使えて、
遠い場所に暮らす人とも、電話やインターネットで瞬時に会話が出来て。
 
 
こんな生活、人類の長い歴史の中で 夢のまた夢の生活であるはずなのに、
飽き足らず、その中でもとりわけ豊かな人の生活を夢見て、
もっともっとと求め続ける。
 
 
まわり中が同じレベルになると、その中の平均的な自分では満足出来ず、
もっともっと、抜きん出ていたいと さらに巨万の富を求める。
 
 
たぶん、身近な誰かと比べる限り、永遠にその繰り返し。 
 
 
 


宇宙の富は無限大、そうかもしれない。

でも、たかだか70億人を養うのにだって、
地球の資源は足りないのに。
 

 


 
ウルグアイの ホセ=ムヒカ大統領による
とても考えさせられるお話をリンクします。

 
 
 
 
 世界で最も貧しい大統領の衝撃的なスピーチ | THE NEW CLASSIC
 
 
 
 

まだまだしたいことも欲しいものも 人並みにあり、
何より、ただ 『生きていく』 だけで
少なからぬお金が必要である現代日本の一員である私に


大統領の志の高さは、とてもまぶしく、
こんな私がリンクするのも申し訳なく思うほどだけど。


でも、心の中に持っていたい視点、だと思います。












 
 
 

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

お金の本音、マネー系自己啓発本の言うことは本当? Dolce Felice/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる